器は新しくなっても
17日は上野の科学博物館の本館「日本館」のオープン。
このところの科学博物館の企画はなかなか「これはいい!!」といえるものがない。
前回のミイラも内容はたいしたことがなかったので、結局行かなかったし、今回の花の展覧会も、今ひとつらしい。
誰もがわくわくするような展示を作ることはきっと難しいのだろうけれど・・・
科学博物館 よく学び、考える場にするには : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞).
日本は「科学技術創造立国」を掲げている。政府の科学技術基本計画でも、科学博物館などの博物館は、次世代の科学者を育成し、国民が科学技術の知識や能力を高める場と位置づけられている。しかし、実態は楽観できない。
文部科学省によると、国内には博物館と呼べる施設が約5600ある。このうち3割程度が自然科学系で、その多くが予算難にあえいでいる。入館者の総数は減る一方だ。博物館を支える学芸員も、ほとんど新規採用はない。
科学博物館も、他の博物館と同様、政府からの交付金が毎年、減っている。人員削減も求められている。
限られた予算で・・・と言うのはどこも一緒だろうけれど、それ以上にkahakuでは人員の問題があるような気がする。
何でもいいからある程度名前のあることをやりさえすれば人が入ると思っているような面はないのだろうか?
企画展に比べて常設展の展示はその場しのぎではなく「どう見せようか」としっかり考えられている。
一度でなく、何度見てもおもしろい展示になっている。
まだ、新しくできた日本館には行ってないのでなんともいえないけれど、ここの展示はどうなんだろう?
楽しみのような不安のような・・・
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