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2007.03.27

さくらオフ(番外編) 絵の保存

直接川村記念美術館や国立歴史民俗博物館でみてきたことではないけれど・・・・

かつて日本ではいい書や絵を手に入れるとそれを人に見せびらかすことなく巻いて箱にしまってこっそりと(こっそりとかどうかは知らないけれど)ひとりで楽しんだ。

それに引き換え西洋では絵を壁にかけてくる人事に自慢(あえて自慢したりはしなかったかもしれないけれど)して見せた。

だから油絵は壁にかけてあるものだし、日本画は巻いて箱にしまってある。

実はその差は国民性の差ではなく、絵の特質の差なのだというのだ。

油絵は顔料を油の膜で包み込んでいるから油で保護されていて変化に対してはきわめて強いのに対して、日本画は顔料を膠でくっつけてあるだけだから温度や光や湿度などの刺激を直接顔料が受けてしまうので傷みが早いのだそうだ。
確かにかかれた絵の表面を見ても油絵は表面が油でつやつやしているのに日本画はどこかざらざらした感じがしていてつやがない。
この顔料がむき出しと言うのは版画や素描でも同じ条件なのだが、圧倒的に量が少ないから余り目立たないらしい。
そういえば素描の展示の照明はかなり落としてあることが多いかもしれない。

と言うわけで、日本画の企画展をするときにはある程度展示期間も短くして途中で展示替えをしたり、全国に巡回するときでも一年間のうちにどの程度表に展示するのかをきちんと考えて企画を立てなくてはいけないのだそうだ。

だから、歴博の今日からの企画展
西のみやこ、東のみやこ ---描かれた中・近世都市---」の展示も2007年3月27日から5月6日までの短い期間しかできないだそうだ。

一日展示するごとに少しずつ劣化していってしまう貴重な資料・・・と聞くと何が何でも見に行かないとなぁと思うのだが・・・いけるかなぁ?

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