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2007.03.26

さくらオフ(2)国立歴史民俗博物館(その1)

さくらオフ(1)から続く

お昼ごはんを食べた後はみんなで国立歴史民俗博物館へ。
ここはもうともかく広い。
「ざっと歩くと15分あれば歩けますけれど、ケースを全部きちんと見ると8km(ぐらいだったと思う)だと調べた人がいます」と伺ったけれど、8kmって強歩会とかで歩くなら可能だけど、展示を見て歩く距離じゃないぞ!!
(第一ざっと歩くのに15分って・・・歩くだけで1キロ以上あるわけだ)
と言うほどの広さだから、今回は何も企画展がなかったのが幸いだったかもしれない。

それでも、結局閉館時間までじっくりと急ぎ足で終わりのほうはほとんど時間をかけずに見ることになってしまった。
(夜間開館があれば、もっと遅くまでいたかも∥^O^∥ )

今回は学芸員の方が一般的な解説じゃなくて、彼の見方からの解説をしてくださったのが何よりも貴重な体験だんった。
今まで何度も見たこともあるものでも新鮮な驚き、違った見方ができるようになったのがとてもうれしい。

Img_3165

たくさんの土偶が並んでいるが、この土偶はすべて復元されたもの。写真の土偶の現物は歴博が所有しているのだがここにはあえて復元したものがおいてある。
なんとなくものは何でも本物を見たいと思いがちだけれど、逆にここでは複製のほうが見るには適しているのだ。
本物であれば、その価値は計り知れないものがあるから、こんな風にむき出しで展示することはできない。

ここではこの土偶の下に支えの棒が埋め込んであるので自立しているように見えるけれど、本物であればそんな乱暴なことはできないから糸でつらなくてはならない。

ガラスケースに入って糸でつられたものを見るのとむき出しのまま(多分さわっちゃいけないんだろうとおもうけれど)触ろうとすれば触れる位置に展示してあるのと・・・
まあ、土器であれば写真を撮るのは本物でも問題がないかもしれないけれど、気楽に写真をとることができるのも同じ。

と言う話を伺った。

以前、今はなきダイノソアファクトリーで同じように実物の石ではなく軽いレプリカだからこその展示であると言う話を聞いたことがあるけれど、それと同じように複製だからこそ身近に感じることができるわけなのだ。

また、写真は撮ってこなかったけれど、縄文時代の暮らしのジオラマについても、最初は建物だけだったこと、人々の暮らしがいろいろ分かってくるにつれて建築物だけじゃなくてそこに生きている人々の暮らしのいろいろなシーンを描くことができるようになったことなども話していただいた。

おかしかったのは黒曜石の展示のところでCosが子どものころ、アスファルトの塊を見て「黒曜石」と信じていたと言う話をしたら、「このころからアスファルトは使われていたんですよ」と話してくださったこと。接着剤として使われていたのだそうだ。
アスファルトと言うと道路の舗装に使うと言うイメージしかなかったけれど、確かに融点が低いから接着剤としても使えるだろうけれど、そんなこと考えたこともなかった。

全国から出土した縄文式土器の展示のところではどこの地方が技術的に優れていたのかという話をみんなでしていたり、北海道からも縄文式土器が出土しているけれど、北海道には弥生時代がなかったとかといった話が出ていた。

銅鐸のところでは実際に鳴らして、オフに参加していた少年たちに「鳴らしてごらん」と。
最初のころの銅鐸は実際に鳴らしていたことが銅鐸の裏側を見ると分かることなども教えていただいた。
作られたころはきれいなどう色に光っていた派手な楽器だったとも。

古墳の展示のところでは
Img_3169(写真がピンボケだけどこれしかないのだ・・・_| ̄|●)
実は緑豊かなCosたちが知っている古墳の姿は作られたときの姿ではなく、作られた当時は写真のように土を持って木などは一本もなかったのだが、その後手入れが悪かったから木が生えちゃったのだとか、埴輪も最初は土止めとしての役目もあったけれど次第にいろいろな形をとるようになったなどという話(だったと思うけど間違ってないといいなぁ)を伺った。

律令国家のところでは中国から入ってきた平城京の作りとその後生活の部分である「奥」ができたとか、羅城門のところでは、まだ庶民が竪穴式住居に住んでいるような時代にこんな真っ赤なもんを作ったこと、この門の2階の部分は人が入るところではなく神域とされていたこと・・・だから羅生門のように人が入り込むことが可能だったわけなのだ・・・その後、実際の役割は変わっていったこと(どう変わっていったのかは忘れてしまった∥>_<∥ )

などなどなどなど・・・
余りに話がおもしろくて写真を撮るのも忘れていろんな話に聞き入ってしまった。
何しろこれだけ見て、話を聞いても全部で5室(そのうち第3室は工事中なので実際には4室しかないのだが)のうちたった一部屋しか終わってないのだ。
ここまでで一時間以上がたっている∥^O^∥

最初入館するときに大人も子どももワークシートを手にして入ったのだが、大人たちは話に熱中してワークシートどころじゃなくさっさとリタイアしたのに、子どもたちはしっかりとワークシートを埋めていく。
どう見ても大人よりずっとまじめだ∥^O^∥

これだけ見て歩いてもまだ1部屋しか終わっていない・・・しかも全部を見たわけでもない・・・ことに驚愕しつつ、次の部屋へ。


この古代の部分はCosの一番好きな部分でもあって、今まで何度か行ったときにも一番時間をかけてみたところなのだが、それでも今回見てみると気がつかなかった部分がある。
ここだけで2日ぐらいかけてもよさそうな気がしてきた。

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