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2006.11.24

スーパーエッシャー展

子どものころ、それがいくつぐらいのときだったのかははっきり覚えていないけれど、エッシャーの「メタモルフェーゼII」を見たときのショックは忘れられない。

一枚の長い長い絵が連続的に変化をしていろいろなものを、それもそれぞれ二つの形で平面を埋め尽くす(大人になってから平面の正則分割ということを知ったのだが)形で、この世にこんな絵が存在することが驚きだったのだ。

それがCosを数学の道に進ませる事になったのかどうかはわからないけれど、このときにはじめて、「位相幾何」という言葉を聞いたのかもしれない。

というわけで子どものころから好きだったエッシャーだから、平面の正則分割やだまし絵の有名なものは全部知っているはず。
だから、行く前には早々目新しい絵はないものと思っていたのだが、いってみたら、こうした数学的な絵ばかりではなく、初期の作品も展示されていたのだ。

なかでもびっくりしたのはバッハのインベンションを絵で表した作品。音程を円盤の半径で表したもので、ニ声のインベンションだから、二つの円で表すのだ。
これがコンピュータの助けを借りて、音楽に合わせて変化するCGが展示されていたけれど、若いときの作品にもかかわらず、ものすごくエッシャーらしい感じがした。

結局インベンションの1番を5回ぐらい聞いただろうか∥^O^∥
数学的な音楽表現という感じがして、立ち去りがたいものがあった。

また、イタリア時代にかかれた風景画などもいわゆるよく知られているエッシャーらしさではないけれど、どこか数学的なにおいのする版画だったし、夜のローマのシリーズでは彫り方の線を一枚一枚変化させて、数学的な版画の実験という印象もある。

この辺の絵が、絵としては今回の一番の収穫だったかも。

そして、CG・・・

絵の中のエッシャーワールドが目の前に現れてくる。

Depthの魚が実際に空間を埋め尽くしているのを見るのは壮観だった。
この魚の原型になっている「立方体による空間分割」のほうは実際に画面に触れて動かすことができて、面白かった。

さらに、エッシャーノートの中のタイル・・・これは実際に作ってみたい・・・・も幾何学的にはとても面白かった。

そして帰りにはもちろん、ガチャガチャ・・・∥^O^∥
一番欲しかった、Depthのお魚もゲットできたし、Curl Up(でんぐりでんぐり)も手に入ったし\∥^O^∥/

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コメント

平面の正則分割に魅せられています。
折り畳みも出来ることを発見しました。
http://members.aol.com/kihara777a/oaescherJP.htm

投稿: tak | 2006.12.16 05:32

面白かったです。
まだ時間がなくて・・・(パソコンがトラぶっていたりするし)ちゃんとは見てないのですが、じっくり見てみたいです。

投稿: Cos | 2006.12.16 19:43

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Cos さんの日記で「スーパーエッシャー展」のことを知り、ぜひ見に行きたいと思っ [続きを読む]

受信: 2006.12.17 11:22

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