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2006.11.03

赤沢森林浴 学術探求路

10月15日に母と木曽の赤沢自然休養林で、学術探求路の探索イベントに参加してきた。

「●学術研究路コースは、例年好評を博している奥千本コース。通常は入れない保護林を散策し、世界でも有数の天然ひのき林を踏破。
新緑のひのき林は爽やかな芳香に包まれ、秋にはひのきの足元に群生する、低木の紅葉が楽しめます。
昼食時間を含めおよそ3時間半。歩きごたえのある本格コースです。」
という言葉に引かれて、忙しい時期だったのだがちょっとがんばって・・・

赤沢森林公園は木曽の上松からもっと奥に入ったところにあって、ヒノキ林の森林浴が楽しめる。年に二回春と秋に普段は入ることのできない奥千本のヒノキを見ることが出来る学術探求路をガイドつきで散策するコースがあって、それに参加してきた。

ガイドの人たちは熊よけの鈴を鳴らしながら、みんなの前と後ろについてくれている。さすがにこの日は出会わなかったけれど、今年はどんぐりが少ないので、くまが里に下りてきているとのこと。
一日歩いて動物には出会わなかったけれど、ここは彼らのホームグランドなのだ。

森林鉄道の終点から線路に沿ってさらに奥へ。
Img_2034
線路はもう森林鉄道も通らずにすっかりさびてしまっている。
管理の森林監察官の人たちが整備をしてはいるものの、やはり他の遊歩道とは違って歩きにくい。
それでもあちこちに(学術探求路のために作られた新しい看板のほかに)古い看板もあり、かつてはここを自由に散策できたのかもしれないが、歩きやすいようにはなっていないので、今にも崩れそう話をわたったり、木の根が地面に露出していて、木の根をまたぎながら歩いたりと自然のままの道を歩いてきた。



Img_2071
この橋も、ところどころ木が腐っていて、しっかり足元を見ないととても不安なところ。

こういう道を歩くのはとても久しぶりだったし、一行の中にはかなり高齢(母の年齢から見ても高齢)の方もいらしたので、かなり大変そうだった。



Img_2079
それでもほとんど人の来ないヒノキ林の中に陽の光が差し込んでヒノキを輝かせる。
60cm~80cmもある幹のヒノキが輝いているのは「神木」という名にふさわしい感じがする。

ヒノキの持つ「フィトンチッド」の効果についてはどの程度のものか知らないし、(母と違って)関心はないけれど、こんな大きな木に囲まれていると、こっちまでのびのびとした気分になってくる。


Img_2087
「千本立ちの林」だったかな。千本というのはオーバーだと思うけれど、たくさんのヒノキの林が何箇所もあって、中はとても気持ちが良かった。


「森林浴」ができるところはたくさんあるけれど、全国で唯一ヒノキの森林浴で森林セラピーの認可を受けたところなのだそうだ。

倒れたヒノキの切り株に新しい種が落ちてそこで新しい木が育っていく。
Img_2137
この木の根が地面に届き、そこから養分をもらって育ち、何百年後かには大きなヒノキになる。ゆったりとした時間が、それでもたゆまなく流れてヒノキが育っていく。

ヒノキの効用があったかどうかはわからないけれど、普段の生活・・・ちょっとそこまで出かけたくらいではえられない自然・・・
学術探求路はちょっと歩きにくかったけれど、この赤沢自然休養林にはいくつもの歩きやすい探査路がある。いずれチャンスがあったら、個人的に散歩しに行きたいものだ・・・
うちからかなり遠いのが玉に瑕だが・・・




Img_2040もう使わなくなった線路に一台だけ残っていた客車。この客車のあるちょっと先で線路は終わっている。かつては木材を運び出すのにずっと奥まで線路が続いていたのだが、もうここまでしか線路が残っていない。



そして、人が入らなくなった学術探求路では

Img_2074橋が壊れていた。こういう姿はなんだか物悲しい。

【追記】かなりページが重くなってしまったので、「続きを読む」に移動しました。

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