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2006.11.17

聞いたことがないだと?!

文科省というところはいったい何をやっているんだろう?

「聞いたことがない」って、今まで散々問題になっていたのに知らなかったとでもいうのだろうか?

阪大が未履修者に“高校世界史”、一般教養で来春開講.

 高校世界史の必修逃れ問題で、大阪大学が来年度から一般教養課程に、「不完全履修者のための世界史」講義を設けることを決めた。


 世界史の未履修者や規定時間数以下の授業しか受けていない学生のために、高校の教科書を使って授業を行い、単位も認定する。文部科学省大学振興課は「今まで聞いたことがない。世界史は高校で学ぶのが原則なので推奨はしないが、大学側の現実的な対応として注目する」としている。

不完全履修者のための講義はいろいろな大学で行われている。
生物を履修していなくても医学部に入れたり、数学を必修しか履修していなくても入れる経済学部とか・・・こうした大学では未履修者に対する講義をしているではないか。
しかもそれを卒業に必要な単位として認めている・・・つまり本来はやってあることが原則であったはずの教科のレベルが高校レベルにまで下がっているということなのだ。
唯一違うとすれば必修教科であったかどうかの違いだけなのだ。


正直に言えば必修である世界史を履修しているかどうかよりもそこから先の勉強で必要となる教科を履修しているかどうかのほうがずっと大切な問題だし、必要とされる教科のレベルが下がるということはどういうことなのか、それを大学がよしとしているのはどういうことなのか・・・

国家試験のある学部に関しては国家試験のレベルで決まってくるから内容のレベル低下はそんなにない気がするけれど、経済学部のように国家試験がない学部では入学時に何を学んできているかによって、その後の履修内容が変わり、ひいては卒業のレベルも変わってくるのだ。

大学卒業生のレベルなんてどうでもいいのかもしれないけれど、そういう本当は必要なのに、指導要綱の必修教科にないから履修していない学生が存在することのほうが大事だと思うのだが・・・

そういうことについては文科省は問題とせずに「聞いたことがない」だと?


とはいえ、この阪大の「高校世界史」の開講はすごく価値があると思う。
いまさらながらに急に「履修しろ」といわれて、内容ではなく時間数だけで行われる高校での世界史よりも、こっちのほうが学生にとってずっと有意義だと思うのはCosだけだろうか?

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コメント

お久しぶりです。
へえぇ~そうだったんですか!
大学がそんなことになってたとは…
履修漏れ問題はさっそく「エンタの神様」で長井秀和がネタにしてましたよ。

投稿: わに庭 | 2006.11.19 11:19

ご無沙汰してますm∥_ _∥m

今の課程になってから、そういう大学の話をちらほら聞くようになりました。
必要だから大学に入ってからでもやらせて必修単位にする。
そうでもしなければ勉強しないわけなんだけど・・・
それでいいのかなぁ・・・

そういうのは必修じゃないから問題にならないんだろうな。

投稿: Cos | 2006.11.20 08:00

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