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2006.10.02

授業の進度

先日他の高校に勤めた人と話していてちょっとびっくり。

長期休暇中に教科書の問題を予習させておいて、授業ではその答えあわせをひたすらやるのだという。
教科書を予習させるのは悪いとは思わないし、教科書の問題の答え合わせも悪いとは思わないけれど、毎時間
「今日はここからここまで」と一日ごとの進度が一律に決められているというのだ。

予習ができちゃうのだとしたらそれはそれでうらやましいし、教科書の問題の解説ぐらいだったら楽なもんだ。
(入試問題によっては楽じゃないのもあるからそれはそれでまた別だけど・・・)

ところが毎時間ごとにやる内容が決められていると、そこから逸脱したことをやることができないのだという。

ということはCosみたいに「ビジュアル数学」なんていいながら喜んでグラフを動かして見せるとか、ちょっとむずかしめの入試問題を紹介するとか、関連している教科書には出ていないような話題とかに触れることができないのだ。

つまらないだろうなぁ・・・生徒も先生も・・・

Cosのところなんかだと
「中間までにここまで」
「期末までにここまで」なんていう進度は一応決められているけれど、直前になって間に合わない人がいれば、他から授業をもらったり試験範囲を狭めたりする。

それがいいかどうかはべつとして、教科書の内容の比重を変えることが可能だから(Cosなんかは問題以外)ほとんど教科書を使わずにいろいろな話をしながら授業をすることが出来る。

Cosの職場でも、「誰がやっても均質な授業を」と考えている上司がいたりするから、いずれはこんな方向に進むのかもしれない。

だが、Cosのところですら教科書を読んで、自分で理解できるのは1割ちょっとぐらいしかいない。
教科書の予習を宿題にしても、やってこれる生徒はそんなにいないのだ。
その学校と比べても遜色ない偏差値のはずなのだが、偏差値では計り得ない生徒の質の違いかもしれない。

しかも、できない生徒に対するフォローの体制はないのだという・・・・びっくり。

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