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2006.09.29

家庭生活にも脚光

今の子どもが今のようになっているのは、決して学校だけの責任ではないということが少しは表に出るようになってきたということかもしれない。


「早寝早起き」ノススメ.

 家庭での生活習慣と学力の関係が、にわかに脚光を浴びている。「ゆとり教育」のような教育施策よりも影響が大きい、と訴える現場の先生もいる。文部科学省も今年度から、小学校を対象に「早寝早起き朝ご飯」の取り組みを始めた。昔から言われてきたことが今また強調されるようになった理由は――。


◆生活習慣と学力深い関係 成績いい子は8~9時に寝る

■■ 学力順 生活習慣ランキング ■■
ベスト3 (1)夜8時から9時までに寝る
(2)家で勉強を2時間以上3時間未満する
(3)学校以外で1カ月に本を10~12冊読む
ワースト3 (1)朝食を毎日食べない
(2)勉強は大切だと思わない
(3)家での勉強時間が0分
※山口県山陽小野田市の作成したランキングから抜粋

◆各地で報告・シンポジウム

 宮崎市で8月に開かれた日本PTA全国研究大会。山口県山陽小野田市の江沢正思教育長が、この春始めた「生活改善・学力向上プロジェクト」を報告した。

 市は5月、市内の全小学生約3700人を対象に学力検査(国語・算数)と知能検査、さらにテレビや睡眠時間、朝食などの生活習慣の3調査をして、クロス集計して相関を調べた。

個人的にはこういう生活習慣を強要することは好きではない。行政や学校が家庭の中にまで踏み込まないで欲しいというのが正直な感想なのだが、その一方で今の子どものあり方にはやっぱり疑問を持っている。

極端な例ではあるけれど、
「喧嘩をしても嫌いな相手だったら謝らなくていい」という親や、子どもが赤点になったのは教師の教え方が悪い(他のクラスのほぼ全員は赤点じゃないのだが・・・)からだし、宿題を子どもがやらないのは教師がやりたくなるような宿題を出さないからだ、子どもが勉強がわからないのだから、ちゃんと面倒を見ろ(その前にじゅぎょうちゅうにちゃんとやれば?)という親を見ているとこういう家庭で育った子どもはかえってかわいそうになる。

喧嘩をしても謝らない、授業中は授業を聞こうともしないし宿題も出さないし、家庭学習もしないという問題があるにせよ、こういう場合には本人よりも親に責任があると思えてならない。

記事の中の見出しを拾ってみると


◆「親子の会話、読書、睡眠を」

 やはり東京都港区で8月に開かれた「教育夏まつり2006」でも、著名な教師らが「学力向上には家庭での時間管理が第一歩」と、参加した親子に訴えた。

◆共同生活の一員の自覚 子どもに伝える必要

 横浜国立大学の高橋勝教授(教育人間学)の話


といった内容が並んでいる。賛成できる部分もあれば、そうは思わない部分もあるけれど、この記事の最後のほうに


 たしかに親の育児負担感が強まっているなかで、家庭の教育力だけを強調するのは酷な面もある。地域社会のサポートも必要だ。しかし、やるべきことは難しいことではない。

家庭の教育力には期待できないことを新聞自身が認めているのだ。やるべきことが難しいことではないことがわかっているにもかかわらず、親に対する逃げ道を用意しているのだ。

親自身にしっかりしてもらおうとする方向に新聞やマスコミは決して進もうとはしないだろう。購読者や視聴者の声は大切にしなくてはならないし、番組や新聞を買ってくれるであろう人たちに対する批判は避けなければならない。

学校ならいくら批判しても大丈夫だから。

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