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2006.07.22

川村記念美術館Klee展

時間的には前後してしまうのだが、7月15日に天徳寺へ行く前によったところがこの川村記念美術館
Img_0968

8月20日はでは「パウル・クレー創造の物語」が開催されている。

ここに展示されているのは150点ほどもあって、じっくりと見ていったら、とても一度に見きれる量ではない。しかも内容的にも何枚も何時間でも見ていたいような絵があるから家からは本当に遠いのだが行くだけの価値がある内容だった。

普段は図録などは買わないのに、とてもはがきじゃ間に合いそうもなくて図録を買ってしまったくらいの内容だった。

ごく初期の作品の中には何点かエッチングがあって、そのシニカルな表現はどこか攻撃性を秘めていた。彼がこういう作品を作るとは考えもしなかったけれど、このシニカルさは表情を変えて常に彼の作品の中にも流れている気がする。

とりわけいいと思ったのは「老いたる不死鳥」・・・もう羽がほとんど抜け落ちて、はげちょろけになっている不死鳥。
「発言の杖」だろうか、先端に不死鳥の頭をかたどった長い杖を持っていて、そこには何かしらの威厳も漂っている。それをどう読み取るのかは読み手しだい。


タイトルでいいと思ったのが「直角になろうとする茶色の三角形」
Braunes △refchtw. strebendes Dreieck
何と言っても現代のタイトルには「三角形」という言葉が出ては来ないで△なのだ・・・この三角は直角三角形になりたいのではなく、長方形になりたいんだろうなぁ・・・

こうした数学の図形的な考察が含まれている絵が何点もあって、そういう点に注目してみるのも面白かった。


Cosが一番いいと思ったひとつは「蛾の踊り」ネット上で見られるこの絵もカタログに出ている絵も実物の色とは違う気がするけれどまぁ、仕方がないのだろう。
下を向いている矢印はかいせつをみると「運動の方向を示すモチーフ」と書いてあるけれど、蛾なんだから、産卵管じゃないのかなぁ・・・

バラの庭」もCosを捕まえて離さない一枚だった。多分、この丸いのがバラなんだろうと思うけれど・・・Kleeの赤が好きなのかもしれない.

比が主題になっているのが、「測量された区画」これは比の話をするときにすごくいいかもしれない。

このほかに何枚もいい絵があったのだが、とてもとても満足するまで見る余裕がなかった。
時間に余裕があれば、もう一度行きたいのだが・・・距離を考えると難しいだろうなぁ。

川村記念美術館の外の庭園ではハスと睡蓮(赤いほう)の花が咲いていた。
Img_1016Img_1006


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