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2006.05.09

マニュアル世代の読書案内

 よく言われることでもあるし、Cosも普段痛感している最近の子どもたちの姿の一つに「言われたことはやるけれど、自発的にはやろうとしない」というのがある。もちろん、例外もたくさんあるし、一人一人を見てみると必ずしもそうではないということも多いのだが、教室に入って全体としてのクラスを見るとその傾向が非常に強い。

 何とかして、自発性を促したい、受身ではなく主体的、自発的に学ぶことを知って欲しいと思うのだがなかなかうまく言ってないのが現状だ。

子どもの読書離れについても、本来は本屋さんで
「あれがいい、これがいい」と本の棚の前で品定めをするのが本当なんだろうけれど、いま

「中学生はこれを読め」 書店主が推薦リスト、全国波及.

 札幌の本屋のオヤジは気がついた。「最近の中学生は本を読まないと言うが、うちには彼らのコーナーがなかった」。オヤジは500冊のお薦めをリストアップし、専用の棚を作って、こんなキャンペーンを始めた。「本屋のオヤジのおせっかい 中学生はこれを読め!」。それから1年半、おせっかいは全国に広がっている。

 札幌市西区で「くすみ書房」を経営する久住邦晴さん(55)が04年8月に始めた。リストには、定番の夏目漱石や太宰治のほか、石田衣良の「池袋ウエストゲートパーク」、あさのあつこの「バッテリー」など新しい作品も並ぶ。

 持ち帰りできるリストを店に置き、推薦本に共通の帯を巻く。この試みが各地の書店で注目を集め、北海道では街の小さな本屋からチェーンの大型書店まで60店、静岡では130店が参加。愛知は10月から約100店で展開する見通しになった。

 中学生は本屋に来ない。だから中学生用のコーナーがない。久住さんは、その発想を逆転させた。顔見知りの常連も出てきた。それ以上に大人が関心を示した。リストを手にした親や教師から、「お薦めは」と聞かれる。子どもの読書量や性別を聞き、「じゃあ、これとこれ」と選ぶ。

「推薦図書」ではなく「これを読め」というのがポイントなのだろう。
「読んではどうですか?」では反応しない子どもも「読め」といわれるといわれたことはやる子どもたちだから・・・・
大人も、親も、「読め」といわれると「うちの子供に読ませないとまずいんじゃないだろうか」・・・・
気分は教科書や参考書かもしれない・・・

Cosが子どものころは読書感想文の課題図書というのがあって、決められた本を読まなければならないのがとても苦痛だったのだ。自分の好きな本を自分の好きなように、同じお金を出すなら(課題図書はたいがい図書館からも消えていたから買ってもらえることが多かったのだ)もっと面白い本はいくらでもあるのにと思わずにいられなかった。

ところが今の生徒を見ていると、国語の試験の中にも「課題図書」というのがあって、その本に書いてある内容・・・それも本の内容に直接かかわることではなく何が書いてあったか、たとえば入った店はどこかといったようなどうでもいいような問題も試験問題の中にある。
本を読むというのが、本質的な内容に対する理解を問うのではなく、どうでもいいような枝葉を覚えているかどうかを問う問題に成り代わってしまっている。
生徒たちはそういうところをしっかり読むようになるんだろうな。

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