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2006.04.07

web進化論  ---あちら側とこちら側---

このところ、
複雑系→複雑ネットワーク→web進化論→新しい生物の教科書

と読む本が似たような傾向になってきている。
(複雑ネットワークは数学の複雑ネットワークじゃなくて、ブルーバックスの複雑ネットワークだったので、思いっきり読みやすかった)

で、このweb進化論は出たときにもあちこちで話題になっていたような気もするけれど、そのときにはほとんど意識していなかったのだ(忙しかったし)。

で、改めて買ってきたのだが、小説でもないのに読みながらわくわくしてきてしまった不思議な本。

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
梅田 望夫
4480062858

普段の生活の場は学校だからwebとはかなり離れている職場パソコン通信から始まるwebのよさがとても理解されるとは思えない場所にあるし、リアルな生活の中ではそういう話をする相手もほとんどいない。

それをこの本では「こちら側」webの世界を「あちら側」として「あちら側」でも生きている人たちと「こちら側」だけで生きている人たちが「お互いに理解しあうことのない別世界」状態になっている・・・・というのだ(と書いてあると思う)。

自分では余り意識していなかったのだけれど、最近になって実はリアルな世界とバーチャルな世界の区別を感じ始めた。

同じ場所で話をしていても、net上であることを常に意識している人と、リアルな社会生活をそのままnet上で繰り返している人がいる。
パソコン通信の頃には文字だけの会話がずいぶんといろんな問題を引き起こすのを見てきた・・・・かかわってきた・・・から文章を書くときにも「そういうことが起こりうるところ」と肝に銘じながら書くことが多かった。

そのせいだろうか、リアルな人間関係のままに書いているのを見ると時として違和感を感じたりもする。

あるいは、webで得られる情報の信憑性についてあちこちで話題になっている。wikipediaの記事の信憑性については耳に(正しくは目にだ)新しい。

それに対してもCos自身はいつの間にか情報をあたるときには一箇所だけではなく何箇所か当たって確認するようになってきている。それで正確な情報が得られるかどうかは確実ではないけれど、書籍をあたったところで正しい情報が得られているかどうかは分からない・・・
web進化論によれば
「欧米ではウィキペディアを興味深い調査・研究対象だと思う人は多い。
英ネーチャー誌はウィキペディアとブリタニカの科学内容を調査・分析し、全体としてみれば両者の正確さや信頼性は同程度であると発表した。」
とのこと。

玉石混合と言われ続けてきたwebだけれど、玉を如何により分けるかがあちら側とこちら側の分岐点になるのかも。

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