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2006.03.16

歌川広重 名所江戸百景

「歌川広重-名所江戸百景」展

東京江戸博物館で3月26日まで。

今回見たのは第3期の秋冬の風景。

浮世絵はまったく分からないし、「いいよぉ」という話を聞いてちょっと見てみようかな・・・という程度の期待しかなかったのだけれど、予想以上だった。

江戸博は美術館じゃなくて博物館だから、人が多くなくてもかなりざわついていてうるさい。そんななかで、この一角は音が聞こえはするものの、そこだけがあたかも静寂の中にあるかのような落ち着いた静けさが漂っていた。

一枚一枚の絵を見ているうちに「どこがいい」というのはわからないけれど、その風景の中にある暖かさと安らぎが伝わってくる。

しかも書かれているのは「江戸」だから地名の一つ一つになじみがあるから余計絵の中に入り込めたのだろう。

なかでも、馬の足元から往来を眺める「内藤新宿」。
馬の足元には馬糞も落ちていて、どこかほのぼのした雰囲気。新宿区内藤町は新宿御苑の隣にある町で、かつては江戸の入り口である大木戸があったところ。

今とはあまりに景色が違うけれど、とても懐かしい感じがしてなんだかうれしかった。

そして、今回の中で前を去りがたかったのは深川木場の冬景色。

雪の中で河に材木が浮かんでいる。雪で寒そうなはずなのに絵の中にはどこか悲しみに満ちた暖かさが漂っていて、見ているこっち側にもそれが伝わってくる感じがする。 
「それでいいんだよ。」と静かに諭しているような感じだろうか。

この絵を見ただけでもここまできた甲斐があった。

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