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2006.01.11

ES細胞論文すべて捏造・・・org

世界中が期待したES細胞・・・・ヒトの卵子からではなく普通の細胞から作られたはずのES細胞についての論文が実はすべて捏造だったという調査結果がでた。

「ES細胞論文すべて捏造」 ソウル大調査委が最終報告.

 ソウル大・黄禹錫(ファン・ウソク)教授による胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究疑惑を検証している同大調査委員会(鄭明熙(チョン・ミョンヒ)委員長)は10日、最終調査報告を発表した。黄教授の研究チームは04年2月に発表した米科学誌サイエンスの論文で、再生医療への応用が期待されているES細胞を世界で初めてヒトのクローン胚から作製したとしたが、同委員会は「ES細胞は存在せず、データは捏造(ねつぞう)されていた」とした。これで、黄教授によるヒトのクローンES細胞の研究成果はすべて捏造だったと結論づけられたことになる。

自然科学の分野でこれほどおおきな捏造が可能だったことのほうが不思議かもしれない。
その場その場では論文をごまかして作ること自体は可能かもしれないけれど、それが捏造であることが発覚するのは単に時間の問題に過ぎない。

誰もが追認できなかったり確認できないようなものであればやっぱりおかしいので、今回発覚しなかったとしてもいずれは疑問の声が大きくなってきたのではないだろうか。

しかも、今回の研究だって黄教授一人が実験をしたわけではなくて、チームを組んでたくさんのヒトがかかわったはず。全体像を見ることができた人間は少ないと聞いているけれど、それでも「おかしい」と思った人はいたはずだ。

黄教授だってそのことは分かっていたはずなのに、どうしてここまで来てしまったのだろう。
おそらく最初の小さな捏造が、次第にエスカレートして元には戻れなくなってしまったのだろうけれど、それが見過ごされてしまってきたということのほうが本当は怖いかも。

わたしたちの生きている時代がまだまだそういう時代だ・・・・たとえそれが自然科学であろうとも、事実でないことが事実としてまかり通ることもあるということを覚えておかないと・・・

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» どこでも捏造 [こすもす]
データの改ざん、捏造ということになると物事に対する基本的な姿勢からして問題だと思 [続きを読む]

受信: 2007.03.01 09:47

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