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2005.10.12

地震のあとで

天災がが起こることは避けられないけれど、起こっても被害を最小限にするように準備すること、怒ってしまってからの対応がどれほど大切なのかをハリケーンカトリーナや今回のパキスタンの地震が如実に物語っている。

パキスタン、いらだち募る被災地 支援物資の略奪も

 約60人の住民が集団になり、口々に「少しでもいいから分けてくれ」「荷物を下ろさないと通さないぞ」と大声で運転手を脅した。年配の運転手が「すぐに物資が届くはずだ」と説得。住民らは「もし来なかったらまた道路を封鎖するぞ」と言いながら、岩を取り除いた。

 山道の脇では住民が待ちかまえ、トラックが通るたびに車体をたたく。10日昼には町の中心部に着陸したパキスタン軍のヘリコプターから下ろされた支援物資を巡って住民同士が奪い合いになり、2人の男性が棒で殴り合った末に死亡した。

もともと治安のいい地域ではなかったのかもしれないし、そこまでしないと生きてはいけないようになってしまっている状況なのかもしれない。もともとが恵まれた地域でないだろうことは容易に想像が尽くし、次から次へと大勢の人がなくなっていくような状況なのだろうから、一概にその人たちを攻めることはできないだろう.

が、地震が起こることを防ぐことはできないけれど国が豊かで準備がしっかりできていればこういう事態にはならずに済んだのかもしれない。

と言ってもアメリカのニューオリンズでも略奪などは行われたのだから、国が豊かだからと言って避けられるわけでもなさそうだ。世界の標準から見ても強力な国家でさえそうなのだから仕方がないのかもしれない。
そう思うと悲しくなってくる。

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