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2005.09.07

ムットーニミュージアム

午後時間が出来たので、渋谷パルコで開催されているムットーニミュージアムに行ってきました。

実のところ「ムットーニ」さんの名前は聞いたことがあるという程度で作品とはまるっきり結びついていなかったのだけれど、ムットーニミュージアムの写真を見た瞬間に「これ知ってる!!」状態。

会期も12日までと迫っていることもあって、時間的にはかなり厳しかったけれど行ってきた。

ムットーニ作品とは。ムットーニこと武藤政彦が制作する、ボックス式“機械仕掛けのカラクリシアター”。

という解説だけれども、実際に行ってみて感じたのはそこにあるのは一遍の詩が動きをともなったひとつの形と音楽で表されている・・・人形が動いているというだけではなく、そこにはいろいろな感動が短い時間の中のからくりで表現されている・・・という感じなのだろうか。
(ムットーニさんが作った作品もムットーニと呼ばれている)

さほど広くない会場は6つぐらいにしきらられていて、一つ一つが小部屋になっている。残り時間がでているものを除いては動いてないなぁと思っていると「突然」という感じで人形が動き出す。

「次はどれが動き出すだろう」とわくわくしながら見ている時間。部屋のあちこちにある自動人形たちが突然のように動き出すと、みんながそっちに移動して眺める。

ひとつが終わると「もう終わり」とばかりに小部屋を出て行ってしまったりするけれど、もうちょっとだけ待ってみるとまた今度は違う自動人形が動き出す・・・・

「動くかな?」と待っていると結局インターバルの時間でぜんぜん動かなかったり・・・・動かないからと言って他のところを先に見ようとすると結局また見損ねたり・・・∥^O^∥

最初のうちはどうまわっていいのかさっぱりわからなかったけれど、次第にそういう時間の関係が見えてきて「見たいものは待つ」・・・・なんてやっていたので、会場はそんなに広くないのに、一通り見ただけで結構時間がたってしまった。

パンフレットを見ると今日は「上演会」があると書いてあったのだが、当初は余り関心がなくて、「ま、別にいいや」と思っていたのだが、そろそろ帰ろうかと会場をふらふらと見て歩いているとムットーニさんその人がいる・・・・「もしかしたら」と思って、上演会にもみてみることにした。

期待したとおり、ムットーニさん自身による解説・・・・解説というよりも自動人形たちの奏でる詩が、命を持って語られているとでもいう感じだろうか・・・・を通じて、ムットーニの世界の奥を覗くことができた気がする。1956年生まれのムットーニさんには知る由もないはずの1920、30年代へのあこがれを共有することも出来た。

絵で見たり、映像で見たりしただけでは自動人形たちのよさは伝わってこないのかもしれないけれど、ムットーニさんは「自動人形を作る」人なんじゃなくて、「自動人形を通じて」いろいろな想いを形にする詩人なのだ。
機械作りの詩人・・・・・
どこか宮沢賢治にも似ている部分があるのかも。

ムットーニさんのwebページ ムットーニオフィシャルサイトがある。ここを見ているだけでもすごく楽しい。


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» [アート][展覧会]MUTTONI MUSEUM [NOISE BOX]
渋谷パルコミュージアムにて。 開催期間が明日までというコトで、またしても駆け込みで見てきました。 ムットーニ作品とは。ムットーニこと武藤政彦さんが制作する、ボックス式“機械仕掛けのカラクリシアター”。 会場に入ると、そこはムットーニワールド。 さまざまな大きさのボックスの中に、さまざまな物語が詰まっている。 音楽、宇宙、恋…モチーフはいろいろ。 ムットーニ作品を観るのは、初めてなんだけど、会場に入ってまもなく不思議な気分になった。 ずーっと昔に見た事があるような。 デザインそのものも、確... [続きを読む]

受信: 2005.09.11 20:43

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