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2004.11.18

さびしい

 Cosの父をお願いしているお寺では敷地にある樹木葬地の木の根元にお骨が埋められる。
樹木葬に関しては無宗教でもいいということになっているが、お寺自体はもちろん仏教のお寺だ。

「坊主は嫌いだ」と生前から仏教による葬儀を嫌がっていた父の気持ちを考えると、お寺にお願いするのはちょっと躊躇した面もあった。

「散骨は合法」 道、視察し見解 を見ると北海道でのNPO法人はかなり苦労しているようだ。

 札幌市のNPO法人が空知支庁長沼町の私有林で散骨による「樹木葬」を始めた問題で、道や長沼町は11日、関係者の案内で散骨葬の現場を初めて視察した。道の担当者は墓地埋葬法には違反しないとの見解を示した。風評被害を恐れ住民らが反対している同町は、同法を根拠に「樹木葬」の中止要請をしてきただけに、今後の対応に苦慮することになりそうだ。

 札幌市のNPO法人が空知支庁長沼町の私有林で散骨による「樹木葬」を始めた問題で、道や長沼町は11日、関係者の案内で散骨葬の現場を初めて視察した。道の担当者は墓地埋葬法には違反しないとの見解を示した。風評被害を恐れ住民らが反対している同町は、同法を根拠に「樹木葬」の中止要請をしてきただけに、今後の対応に苦慮することになりそうだ。

  厚労省の見解では、骨を埋めたり骨に落ち葉をかけたりして苗木を植えるのは墓地埋葬法に抵触する。しかし、法人は木の根元に直接まいていた。道環境生活部の大林純一主査は「今の状態では、同法で規制するのは難しい」と話した。

(中略)

  樹木葬を巡っては、法人が昨年10月下旬、町に墓地の開園の許可申請をして以来、農家が風評被害を恐れていることなどを理由に、町や住民が中止を要請していた。町は墓地の許可を出していない。

この記事には木の根元に粉にされてまかれている遺骨が写っている。遺骨を埋めると墓地埋葬法に抵触するけれど、地面にまく散骨であれば法律には抵触しないのだ。

父の希望は無宗教ということだったから、このNPO法人というのはかなり魅力的だけれど、お寺でないと墓地としての許可を得るのは難しいのかも知れない。

さらに、散骨と違って長い年月・・・それこそ木が朽ちるまでは故人の木として生き続けるのだから生きているCosたちが死んだあともそこで育ち続けている。
そのときに、長い時間がたとうとも墓地としてあり続けることができるのは今できた法人ではなく、長い時間土地とともにありつづけたお寺だからこそ可能かもしれない。

お寺とは無関係に墓苑が「樹木葬地」を作っているところもあるようだ(これからできる?)けれど、企業が経営ということになるとやはり企業自体がなくなるということもあり得るだけにやっぱり心配だ。

できることならば、宗教とかかわりのない形でと望みながら、亡くなった父をどうするのかを家族で相談するのにこんなことを話し合ってきていた。

北海道の長沼町の樹木葬の記事を見るとお寺にしたのは正解だったかもしれない。

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