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2004.11.04

樹木葬(9)お寺を決める

 (樹木葬関係の記事はこちらからどうぞ)

 樹木葬をお願いするお寺を千葉の天徳寺に決めた。

一ノ関の祥雲寺は設備もずっといいし、何よりも実績があるので捨てがたいのだが、12月から4月のはじめまでの冬場には閉鎖されてしまうことと、なんといっても距離が遠すぎることもあって、首都圏にある天徳寺でお願いすることにしたのだ。

費用としては65万円のほかに年間の管理費として8000円かかるので、50万円と年間8000円の管理費の祥雲寺よりはかなり余分にかかることになる。
当初は管理費を取らないことになっていたのだが、管理費がないということが「管理しない」ことにつながらないのかという不安にもつながるから、そのこと自体は歓迎すべきことではある。
(でもなぁ・・・一ノ関よりもずっと高いよなぁ・・・それだけの価値があるといいのだが)

一ノ関の祥雲寺は本当に山の中にあるお墓だけれど、この天徳寺は山に面した広場に木を植えるような形になる。
 山の中だと上り下りが激しくて、年をとって足腰が弱くなるとお参りに行くのはかなりきつそうだ。(祥雲寺では地面に間伐財から作った木材チップが敷いてあるので、足に優しく歩きやすいが、それでものぼりがあって年寄りにはきつそう)
一方天徳寺のほうは山の中に墓所を作る許可が県から取れなかったので、駐車場からすぐのところの上り下りのほとんどないところにあって、車から降りてからはとても行きやすいところにある。
(どっちのお寺も駅からはかなりの距離で、しかも上り下りがきつい)

少なくとも「行きやすさ」ということになると天徳寺のほうが圧倒的に楽。
自然に帰るという点では現時点でははっきりと「墓所」という感じがあるけれど、ここもいずれは自然のままにするということなので、それを期待しよう。

さらに、こちらはまだ始めたばかりで墓所を契約した人もごく少ない。ひとつ間違えば、そのままだめになってしまう可能性もないわけではない。
もちろん故人を埋葬してしまえば、そういう場所を他の用途に使ったりする可能性はごくわずかだけれど、そういう可能性も存在する。
そうなる可能性は小さいけれど、まだまだ始めたばかりでうまくいくかどうかもまだわからないのだ。
そうなったときのことを考えると不安は大きい。

お寺を決めるのにあたって、家族が一番心配しているのがこのこと。
800人以上の人が契約して、祭られた人もたくさんいる祥雲寺では、その心配はないだろうから、そっちにしようかとも悩んだ。

家族全員が悩んだけれど、
「何事にも始めはある。パイオニアでありたいと思い続けた父にはふさわしいかもしれない。
万が一運営が破綻したとしても、
もともと散骨を希望していた父が千葉の山にかえったと考えればいい」
ということで、一抹の不安を残しながらもこちらに決めた。


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コメント

樹木葬を検討しています。遺骨は3年前に他界した娘のもの。その後お墓等に埋葬できず樹木葬を知った次第です。
資料等ございましたらお送りください。

投稿: 長岡 茂 | 2004.11.20 19:09

長岡さん、始めまして。Cosです。

樹木葬についてはCosもNetでいろいろ調べただけですので、特に資料は持っていません。

一番有名なのが岩手県一ノ関の祥雲寺
http://www.jumokuso.or.jp/
だと思います。
ここに「樹木葬を知る本 -花の下で眠りたい」という本が紹介されています。
これが一番詳しいのではないかと思いますが、今のところCosはこの本を持っていません。

東京の近くだと普通の墓地の墓石を木にしただけのところもありますし、Cosがお願いすることになった天徳寺
http://www5f.biglobe.ne.jp/~tentokuji/index.html
もあります。

親御さんよりも先に亡くなってしまった娘さん、
花に生まれ変わるといいですね。

投稿: Cos | 2004.11.21 00:40

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        その死去から10ケ月あまり、意に添うような埋葬の仕方をめぐる逡巡、お寺探し、墓所の訪問など迷いも、紆余曲折もあってやっと辿り着いた千葉県大原の... [続きを読む]

受信: 2004.11.18 00:02

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