われ笑う、ゆえにわれあり
抱腹絶倒を論理的文章に固めたかのようなこの本。
こんなに面白い本があるとは今まで知らなかった。
「紅茶を注文する方法」文春文庫
を本屋さんで見かけてちょっと読んでみたら、
とんでもなく面白いのだ。
というわけで売れ残りの在庫を少しでも減らしてあげようと
彼の最初の文庫本、「われ笑う、ゆえにわれあり」を買ってしまった。
![]() |
われ笑う、ゆえにわれあり 土屋 賢二 おすすめ平均 ![]() ![]() ![]() ![]() Amazonで詳しく見る ![]() ![]() |
最初の
「今日からタバコをやめられる--でなくても禁煙をやめられる」の中に、
タバコの有益性の証明として
「タバコを一本吸っただけで死ぬことはない。
すでにタバコを吸っている人が一本余計に吸ってもその一本が原因で死ぬことはない。
ゆえに(数学的帰納法により)何本吸ってもそれが原因で死ぬことはない」
なのだそうだ。
これ以外の証明も何通りかあるが、どれもとてもおかしくて一人でげらげらと笑ってしまった。
大学の哲学科の教授なのだという。
確かに哲学科らしい文章ではあるが・・・・
Cosも哲学科に入ればよかった
| 固定リンク
コメント
うーん……
数学の先生が感心する哲学の先生の本かあ。
ぜひとも読んでみたいぞ『どうよ?異学の先生』としては。
(^_^)v
もともと屁理屈大好き人間だしな。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2004.10.12 14:28
小ざかしい屁理屈をこねる生徒の理屈を
もう少しひねった感じの本です。
小ざかしい生徒の屁理屈は
時としてわが身に降りかかってくる火の粉だけど、
この本は
自分のみに降りかかってくる火の粉じゃないので、
余計面白いのかも。
投稿: Cos | 2004.10.12 23:07
土屋賢二さんの本は私も好きですね。他にも色々なユーモアエッセーを書かれています。個人的に、彼と名も知らぬ助手さんとの掛け合いが、ウィットに富んでいて好きです。
投稿: kyoko | 2004.10.13 17:37
kyokoさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
やっと一冊読み終わったので、
今度は助手さんとの掛け合いがあるものを読んでみます。
買いにいけるかなぁ・・・∥-_-∥
投稿: Cos | 2004.10.13 22:48