心の教育
学校でできる心の教育なんて、限度がある。
河村建夫文部科学相は「本当に痛ましい事件で言葉を失っている。ご冥福を祈りたい。学校現場における凶器の取り扱いとか、人を傷つけてはいけないとか、命の教育、心の教育はどうあるべきかをもう一度考えていかなくてはならない」と話した。
荒れている学校、いじめのある学校・・・命の尊さとか人を傷つけてはいけないとか教育できなかった学校だ。
そういう学校でどれほど教員が苦労して努力しているか・・・
どちらももう何年にもわたって、解決を模索し続けているのだ。
これからも間違いなく努力し続けていくだろう。だが
小5女児飛び降り自殺? 母の制止振り切り、部屋に感謝のメモ残し
マンション十三階から十四階にかけての非常階段踊り場の手すりから女児が身を乗り出しているのを、中庭にいた母親が見つけた。母親は下から女児に声を掛け、制止しようとエレベーターで上階に向かっている間に女児が飛び降りたという。
子供部屋にあったメモには、家族への感謝などが書かれていたが、自殺の動機については触れていなかったという。母親も「自殺する理由が思い当たらない」と話しているという。女児は両親と姉の四人暮らし。
この子にも命の尊さはわかっていなかった。
子供を取り巻く環境は学校だけではない。どれほど学校で言葉を尽くしたところで、学校から一歩外の出ればそうした言葉がどれほど白々しく聞こえるか。
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