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2004.05.29

科学の心

こうした事件が起こると、「事故が起こってからでは遅いから」ということで、実験を禁止したり制限を加えることがどんどん増えてくる。たとえ危険があってもその危険を十分承知した上で(たとえ事故の起こる可能性はあっても)いろんなことをやらせてあげたいものだ。

<事故>高校文化祭の化学実験でラムネ瓶破裂 10人けが

29日午後1時半ごろ、北九州市門司区丸山3、福岡県立門司高校の化学教室で、文化祭の化学実験中にラムネ瓶が破裂し、男子生徒10人が飛び散ったガラス片で手や顔などに軽いけがをした。

液体窒素自体はそんなに高価でもないし液体窒素を使った実験はかなり面白いものがある。水分を含んだものを液体窒素の中に入れると凍って堅くなるから、(違うかもしれないけれど)バラの花は凍って、ハンカチは凍らないのだ。

ただし・・・

同校関係者によると、液体窒素をラムネ瓶に入れたところ気化して膨張したため、取り出そうとしたところ破裂したらしい。

という状況が実際には無謀なものなのかどうかはCosには判断できない。「ラムネ瓶」というのはガラスも厚いから液体窒素を入れるのには向いているのだろうか?

普通は魔法瓶などに入れて、温度を保つような工夫があるはずなのだが・・・

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コメント

ラムネ瓶は無謀でしたね(^_^; ラムネの瓶は厚いように見えて加工面(くぼみ部分等)との差があるので均等拡縮しないので割れやすいんですよ。
今回の場合、気化膨張と原因が分かっているので、ヤバいと思った時は既に反応状態になっていたという事なのでしょうね。
そのままほおって置けばバシッとヒビが入って割れるか、シューーーーッと白い水蒸気を上げてビンのクチから白煙を吹き上げる状態で終わったのですけれども、中に入れた液体窒素を取り出そうとて、逆さにした為に、クチが塞がれて、急激膨張する気体が冷却されてモロくなったラムネ瓶を破裂させて外に逃げ出したって感じなのだと思います。

ただ、今回の件はあきらかに普通ではやらない事をしてしまった訳で、単純に認識不測で発生したんじゃないかと思うので、規制が掛かることはないと思います。
今の子供達って昔と違って、ビンに触れる機会も減ってますからね。暖かいガラスが冷却された時、その温度差でどれだけ割れやすいかという感覚も薄かったのだと思います。

投稿: バカぽん | 2004.05.29 20:08

ご無沙汰してます。
液体窒素の実験は、ガキの頃、北の丸の科学技術館で
何度も通って見ましたねぇ。バラやゴムボールがガラス
みたいに割れたり、風船が縮んだり、面白いんですよね。
ハンカチが凍らないというのは、やったのかなぁ、覚え
ていない(^^;。

液体窒素って高価じゃないんですね。へぇ~。

投稿: | 2004.05.29 21:55

すでにバカぽんさんがコメントしてるけど、なぜにラムネ瓶(- -; 指導教官から使う機材になにも言われなかったのかなあ。
液体窒素を引っ掛けあって(おい!)で遊んでた(?)私としては、容器に気を使って欲しかったですね。
一番手軽でよかったのは、カップラーメンの発泡スチロール製どんぶりでした。

しかもたぶん出そうとしてひっくり返したんでしょうね。ラムネ瓶はそのままひっくり返すとビー玉で栓をされちゃいますからね。

ラムネ瓶といえば、なぜ出っ張りが途中に付いてるか知らない人多いんですわ。あの出っ張りでビー玉を引っ掛け止めておいてゴクゴク飲めるようになってんです。
が、たいがいそれに気がつかず、ビー玉を瓶の口に詰めては外し、詰めては外し。。。おもわず、おいおいそれはなーとおしえてやらずに居られないオヤジです私は。。(^^;

投稿: くっきも | 2004.05.29 22:43

バカぽんさん、コメントありがとうございます
ちょっと見たところラムネの瓶って圧力に強そうだけど、必ずしもそうではないんですね。

しかも液体窒素だと温度も低いから余計割れやすくなったというのがよくわかりました。
ありがとうございます。
でも・・

ただ、今回の件はあきらかに普通ではやらない事をしてしまった訳で、単純に認識不測で発生したんじゃないかと思うので、規制が掛かることはないと思います。


というのは最近では危ないんじゃないかと・・・どういうことだかわかっている人だけならいいけど、「万が一」を考える学校は少なくないと思いますし・・・


ぶさん、こんにちは。お久しぶりです

Cosは日本未来科学館で液体窒素を使った超伝導の実験を楽しんできたことがあります。
http://cos.cside7.com/math/math/scienceinnovation/mirai.html
ですね。
このほかにもリニアモーターカーの模型も液体窒素で動いていました。

最近では液体窒素はかなり安いらしいです。値段よりも保存、輸送のほうが問題だったようなきもしますが、あんまり覚えてないなぁ

くっきもさん、どうもです。

カップめんの容器って、なんとなく安定が悪そうな気もするんだけど堂なんだろう?

ただ、日本未来科学館で見たときには発泡スチロールの容器を使って実験していたような気がします。
(白いからそう思えただけかもしれないけど)

「ラムネの飲み方の話」を見て、思わずラムネが飲みたくなったのはσ∥^O^∥です。

投稿: Cos | 2004.05.30 00:10

Cosさん、皆さん、こんにちは~。

いろいろ思い出してしまったので、トラックバックさせていただきました。

ラムネ瓶のあのくぼみですが、ビー玉を引っ掛けるのはわかっていても、最後まで飲み干そうとするとビー玉が落ちてきてイライラしたりしてました(←不器用なだけ)。

液体窒素は、そうですねー、確かにちょっとした実験のときには、よくカップ麺とかの発泡スチロールの容器に入れているのを、見かけましたね。

投稿: Fozy | 2004.05.30 03:37

ガラスは厚ければ圧力に強いけど、温度差には弱いですねえ。
意外にそんなに不安定でもないですよ>カップ麺容器。口広のどんぶり形、コップ型、やりたいことに応じて形も選べますし。しかも廃品なので只です(笑)

保存容器はハクション大魔王の魔法の壷をでかくしたような形の直径50cmの球形の魔法瓶に細長い口が付いたものでしたね。これにいれてもらいにほぼ1週間に1度くらい近くの製鉄所に取りにいってヒイコラ1階から4階の実験室に階段を上がって運び上げてました。いまはもっといい断熱材があるのでもっと小さくて軽いいいものがいっぱいあるんでしょう。そんなにすぐになくなるっていう感じはありませんでした。液体ヘリウムは液体窒素で冷却した魔法瓶という2重構造の保存容器でした。こっちはそれでもあっという間に蒸発しちゃって、かなり高価だし、買ってきたらすぐに実験を慌ててはじめてましたねえ。なんかいい思い出です。

投稿: くっきも | 2004.05.30 09:05

普通は液体窒素に限らず気化性のある液体の化学実験にフタの閉まるラムネ瓶を用いる事は絶対無いので、規制はされないとは思っているんですよ。
液体窒素自体は、気をつければ酸性のもの(塩酸、硫酸)よりも、それ程は危険性はないものですし、あくまで今回のは異例中の異例かなと…(^_^;

投稿: バカぽん | 2004.05.30 19:12

>Fozyさん、トラックバックありがとうございます。Cosは液体窒素の実験を見たことはあるのですが、自分でやったことがないので、すごくうらやましいです∥xx;∥☆\(--メ)

ふと・・・あの中に液体・・・たとえば甘くした生クリームに卵黄を混ぜたものを入れるとどうなるんだろう?
などと思い始めた・・・(アイスクリームの材料です(^^; )
何かに入れておかないと飛び散ってしまいそうな気もするが・・・

>くっきもさん、「熱に弱い」というのは知っていても、(理屈ではわかるんだけど)感覚的には「高い温度に弱い」と思い込んでました∥^O^∥

液体ヘリウムですかぁ・・・・
見たことがないなあ。どんなことに使うんだろう?
「高温超電導体」の高温って言うのが液体窒素の温度だから「高温」出ない伝導体の実験とか?

4°Kでしたっけ?どんな世界なんだろう?


バカぽんさん、そうだといいのですが・・・

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040529-00000312-yom-soci

教室では、6種類の実験が予定されていたが、ラムネ瓶を使った実験は予定になく、教諭も立ち会っていなかった。当時、教室には約20人の生徒がいたという。

大八木孝之校長は「安全確認を徹底していたが、こうした事故が起きてしまい申し訳ない」と話している。

安全確認を徹底していなかったということになるのかも。次からは教員がいるところでないと実験は禁止され、教員がいないときに勝手に実験できないようにする・・・ということはありそうですね。

教員側はそんな面倒なことを文化祭でやる?

投稿: Cos | 2004.05.30 21:54

予定に無いことをされた事と安全確認かぁ…
難しい問題ですねぇ(^_^;
化学実験の場合、思慮深くない生徒が安易な気持ちでやってしまうと、ガスが充満した容器に点火とかしちゃう場合も考えられますから(当然起爆するだけでなく容器内にあるため爆圧が高まった状態で容器が圧力に負けて破裂するので勢いが増します)、少しでも安全ではない使い方をする可能性のある生徒がいる場合は教師の監視は必要になっていくのかも知れませんね。

ただ、これって放送室を占拠した少年達と同じで、教師側が抑止するにも一定の限界があるかと…(^_^;

投稿: バカぽん | 2004.05.31 20:54

本来、子供っていうのは小さいころから何が危険か危険でないかを学びながら育てはやんちゃをしても絶対にやってはいけないことというのが理解できてきているはずなんだけど・・・

後先省みずにやりたいことをやろうとして制止されると切れるなんていう子供もいたりするから、一番安全なのが「見せないこと、最初からやらせないこと」になっていきそう・・・

「何をするか危なくて、実験の授業なんかできない」という生徒がいたりして、理科の教員は危機感を持っています。

投稿: Cos | 2004.06.01 07:26

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科学の心(Cosさんのこすもす) 何やら福岡の高校で、ラムネのビンに液体窒素入れ [続きを読む]

受信: 2004.05.30 03:22

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