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2004.02.13

クローン技術で万能細胞

子どものころからSFで、
「たとえ,足を失ったとしても,臓器が治療不可能な病気にかかっても,自分の細胞から作ったものを移植することで拒絶反応も違和感もなく治療できる」なんて言う話を読みつづけてきた.

クローン技術で万能細胞…韓国で世界初の成功


人間のさまざまな組織になることができ、“万能細胞”ともいわれる胚(はい)性幹細胞( ES細胞)を、体細胞クローン技術を使って作ることに、韓国ソウル大学などのグループが世界で初めて成功し、12日付の米科学誌サイエンス(電子版)に発表した。

 この手法で作ったES細胞からは、移植しても拒絶反応を起こさない組織を作ることが可能で、パーキンソン病や脊髄(せきずい)損傷、糖尿病などの治療に役立つ。一方、このクローン技術はクローン人間作りにもつながる技術とあって、日本では国の指針で人への応用を当面禁止としており、生命倫理を巡る国際的な議論が高まると見られる。

単純なCosからすれば,今のようにたとえば骨髄移植のドナーがなかなか見つからないなどといった心配や,本当かどうかは知らないけれど腎臓などの臓器売買などを聞くとこういう技術はありがたいのではないかとおもうけれど,そればかりではないようだ.

どうやらこの,ES細胞を作るためには受精卵のように分裂を続けるクローン胚をつくってからES細胞を作るらしいのだが,このクローン胚を人間の子宮に戻せばそこからクローン人間を作ることも不可能ではないらしいのである.

現在のクローン羊を見る限りではクローンだからといって「羊ではない」とはとてもいえないようだし,それを人間に適用することになるとどう見てもいいことではないようにも思える.

でも,移植以外の方法で治療できない疾病にとってはどれほど有意義なことかを考えるとやっぱりそうできるようになって欲しい.


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コメント

エドさんのクローン人間は「自分か」(ちょっと違ったか)というお題を思い出していました♪

投稿: ono | 2004.02.13 09:29

結局そこに行き着くんだろうなぁ・・・論理観は。

でもさ、今でも咽喉から手が出るほど欲しいとおもっている人もいるんだよね.

投稿: Cos | 2004.02.13 18:11

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