« トラックバックさいこう? | トップページ | blog→トラックバック? »

2003.12.28

学校もサービス業へ?

ここ何年か,保護者が学校に対して「教育の均一化」を求める声が大きくなってきている.

∥:Houraidou:∥さんの||:HouRaiDou:||: サービス業の功罪と授業目標の違い?より



ここには、サービス業の弊害が出ている。すべての参加者がそれぞれが、同じ所までレベルアップさせないと、そのサービスは偏りが出てしまうことになる。サービス業というのは顧客満足を追求するとことで、実際には平等主義に陥る危険性があるのだ……。

が、決して人ごとではない状況になり始めているのだ.

「あのクラスでは○○をやったのに,うちのこのクラスではやっていない」とか、「あの先生だとわかりやすいのに,うちの子のクラスの先生では分かりにくい」という苦情が増えてきているのだ.

その結果、学校の上のほうからは「誰がやっても同じになるような授業」にしたいという話が出てきている.そんな話に乗るような教員はどんな教員だか一目瞭然.内容をそろえるとなったら上にそろえるのではなく,下にそろうわけだから・・∥^O^∥

ただし,時代の流れとしては,こうした金太郎飴授業になっていくのかもしれないという不安は感じている.マニュアルどおりのいつでも交代できる授業になっていくのだろうか?

たとえば,現状ではCosの授業は教科書の問題をやるとき以外ほとんど教科書は使わない.必ずしも教科書どおりの順にやるわけですらない.そうしたことも次第に苦情の対象になってくるのかもしれない.(鬱)

そして,この平等主義は生徒たちの間にも広がっている.

入学してくる生徒の多くは中学ではまん中ぐらいの生徒たちなので,高校に入ってきた最初の段階では「全員が分かるはず」という思い込みで授業を受けている.だから,全部がわかる授業を期待している.

現実には全員が理解することが必要な部分から,クラスのごく一部だけが分かればいい部分まで授業の内容には幅がある.全員がわかる授業をするということになると,舌のほうの生徒のレベルに合わせることになり,「大学へ行きたい人は塾へどうぞ」ということになりかねない.

生徒たちに対するアドバイスも,相手のレベルに合わせて最善と思えるアドバイスであっても,生徒たちからしてみれば,みんなに同じアドバイスをしてほしいらしい.
ただし、出会ってから半年もするとその辺のことは分かってくるみたいではあるが・・・
こうやって考えてみると,コンピュータを教える大変さというのは実は学校の教員をも待ち構えているのかもしれない.そして、Cosたちの前には(是非は別として)目に見える結果としての大学入試があり,彼らの前にはいろいろな資格の習得があるのだ。

|

« トラックバックさいこう? | トップページ | blog→トラックバック? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/3303/56937

この記事へのトラックバック一覧です: 学校もサービス業へ?:

» 学業と生涯学習は同じ地平を目指すのか? [||:HouRaiDou:||]
興味深い話が出ている。 やはり、学業の場でもサービスを徹底しようとするあまり、均等主義に陥ってしまう危惧が書かれている。「金太郎飴授業」とパソコン教室のビデオ受... [続きを読む]

受信: 2003.12.29 10:17

« トラックバックさいこう? | トップページ | blog→トラックバック? »